ソフトウェア「ウイルスバスター2011 クラウド」です
今日は、9月3日に発売された「ウイルスバスター2011 クラウド」の紹介です
(8月31日にアップグレードしたのに時間がなくなかなかレビューできませんでした)
ウイルス/スパイウェア対策機能
さまざまなルートで侵入するウイルスやスパイウェアからパソコンを守ります
今回の最大の特徴としては、脅威を検知するための情報の80%をクラウドに移行することによりウイルスバスター2010の時より約60%も負荷を軽減することに成功し、高速化を実現しているようです
ちなみに設定の既定値では「ZIPファイルなどの圧縮ファイルを検索対象に含める」のチェックが外れています。チェックをすることをお勧めします。あと検索スケジュールが単純になり曜日と時間しか指定できなくなっています。前はこのタイミングでフル検索とか設定できたのに残念です・・・
有害サイト対策/迷惑メール対策
偽サイトや詐欺サイトへの接続をブロックしてくれるWeb脅威対策機能、Windowsファイアウォールを強化するファイアウォールのチューニング機能、安全でない無線LANの警告をしてくれるネットワーク対策機能、ハイパーリンクの安全性を確認するメッセンジャー対策機能、迷惑メールをふりかけてくれる、迷惑メール対策機能などで、あらゆる脅威からパソコンを守ってくれます
まず一番びっくりしたのがトレンドマイクロとしてのファイアウォールの機能がなくなっていることです。正直一番びっくりしました。どのように対応しているか確認したところWindowsファイアウォールを最適化することにより安全性を実現しているとのことですが、なんと設定の既定値では「ファイアウォールチューナを利用してWindowsファイアウォールによる保護を強化する」が切ってあります。・・・・・・汗
(こともあろうにWindows Defenderを切ってWindowsファイアウォールに切り替えてしまいますし・・・)
このへんは詳細な技術的なことがわからないのでなんとも言えませんが、最大の不安を感じます。せめて設定の既定値は「有効」にしておくべきではないでしょうか、ほとんどの人が気づかずに使う羽目になってしまいます
ツール機能
セキュリテイを強化するために様々なツールが提供されています。
機能としては以下のものがあるようです
- 有害サイト規制機能
Windowsのアカウントごとに、目に触れさせたくない有害サイトへのアクセスをブロック、利用時間の設定などをすることができます - システムチューナ機能
レジストリクリーニングや一時ファイル削除を行うことで使用しているパソコンのパフォーマンスを向上させ、ユーザのプライバシ保護を強化します - データ消去ツール(New)
データをランダムになデータで上書きし削除することにより復元をできないようにして安産にデータを削除を行うことができます - 個人情報保護機能
クレジットカード番号などの個人情報をWebサイト、メール、メッセンジャーなどでの送信をブロックします - リモートファイル保護機能
リモートファイルロックのフォルダを作成し、パソコン盗難時にリモートファイルロックフォルダ内の情報を保護します - 無料ツールセンター
トレンドマイクロのパートナーが提供する無料で試せるさまざまなツールを集めたポータルサイトを表示することができます
全体的にはとてもシンプルになっておりとても軽いのですが、本来必要とする機能が切ってありそれで速くなったのでは?と疑ってしまう部分があります。速さももちろん大事ですが、安全が一番であることを忘れないで欲しいものです
(もちろんいままでより安全であることは確かなんだと思うのですが、ここまで機能がシンプルになると逆に不安になるのが不思議なモノです(笑))
以下のサイトから購入できます、興味のある方はどうぞ
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すでに持っている人は、メーカのサイトでバージョンアップできます
トレンドマイクロ ウイルスバスター2011 クラウド
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